
売上を自動化するマーケティングファネル設計のプロセス
はじめに
「集客から販売まで、自動で稼ぎ続ける仕組みがほしい」。それが経営者やマーケターの切実な願いです。しかし、理想のファネルを設計し、PDCAを回し続けるには多大な工数と専門知識が必要でした。本記事では、最新のフレームワークと自社SaaSを組み合わせた“自動化ファネル”設計のプロセスを、具体的手順と成功事例を交えて解説します。
1. 自動化ファネルの全体像
自動化ファネルは大きく5つのステージで構成されます。
- Signal(プリファネル)
- Awaken(啓示)
- Quest(共闘)
- Forge(変身)
- Amplify Loop(英雄の帰還)
それぞれのステージで必要なタッチポイントとAI連携を意識し、顧客を「教育→共創→変身」の物語に沿って引き込むのがキモです。
2. ステージ別プロセス詳細
2-1. Signal(プリファネル)
目的:まだ課題に気づいていない層へ“神話の種”を植え付ける
主な施策:
- 1分TikTok/Reel「ブランドが売上を止める瞬間TOP3」
- X(旧Twitter)スレッドで疑問提起
- クリック数・離脱率はAIでリアルタイム監視しサムネ差替え
2-2. Awaken(啓示)
目的:自社の穴に気づかせ、MQLを獲得
主な施策:
- 無料ブランド診断Notion(9問/3分)
- 診断結果メールでRPGジョブを付与(“🐉The Sleeping Dragon”など)
- AIパーソナライズでCAC/LTV試算、次アクション提示
2-3. Quest(共闘)
目的:有償Sprintで信頼構築&資金力確認
主な施策:
- 2-Day Discover Sprint(¥250k)
- Day1:MVVワーク×レゴシリアス
- Day2:AI競合分析→北極星KPI定義
- 48時間以内のDESIGN提案+ROIシミュレーション自動生成
2-4. Forge(変身)
目的:DESIGN+BUILDで成果体験→継続契約化
主な施策:
- AI生成プロト→Framer/EMAKIで秒デプロイ
- TikTok Live公開レビュー→UGC促進
- Git連携Markyで72h以内のCTR・CPL初動判定
2-5. Amplify Loop(英雄の帰還)
目的:運用PDCAを自動化し、LTV最大化
主な施策:
- Markyによる24hシグナル監視+自動リール生成
- 月次ダッシュボードでNRR・チャーンをKPI可視化
- コミュニティ施策で拡散&アップセル
3. 設計時のポイント
- KPIから逆算した施策設計
各ステージのKPI(例:訪問→リード2.5%、MQL→SQL45%)を設定し、AIレポートでリアルタイムにモニタリング。 - 物語的体験の挿入
「神話の種」「啓示」「共闘」などストーリーの章を明確にすることで、顧客の心理的ステップを可視化。 - ツールのシームレス連携
Notion(診断)→Zoom(Sprint)→Framer/EMAKI(Build)→Marky(運用)→Looker Studio(分析)をひと繋ぎにする自動ワークフローを構築。
4. 実践例:月100DLでの収益シミュレーション
textコピーする編集する訪問数 3,333/月
↓ CVR 3%
診断DL 100件
↓ 45%
Sprint申込 45件 → 売上 ¥11.25M
↓ 40%
Build契約 18件 → 売上 ¥21.6M
↓ 70%
Amplify継続 13社 → 月売上 ¥3.25M
→ 年間LTV貢献 ¥39M
合計 初期+12ヶ月 ¥71.85M
このモデルでは、SaaS seatやアカデミー売上を含めるとさらにLTVが拡大します。
おわりに
自動化ファネルは単なるツール活用ではなく、「物語×AI×PDCA」の組み合わせで初めて強力な成果エンジンになります。CATARIVEでは、このプロセスを体験しながら学ぶワークショップを提供中。まずは無料ブランド診断から、あなたの自動化ファネル設計をスタートしましょう
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